ゴーストトリックはどれくらいでクリアできる?時間の目安を解説

『ゴースト トリック(GHOST TRICK: Phantom Detective)』は、『逆転裁判』シリーズの生みの親・巧舟が手掛けた 推理アドベンチャーゲーム
主人公は、記憶を失った“死者”。
自分の死の真相を探るため、物体に取り憑いて動かす「ゴーストトリック」を使い、死を回避しながら事件の真実へ迫っていきます。

HDリマスター版(Switch/PS4/Steam/スマホ)は、高解像度化・BGMアレンジ・アートギャラリー追加など、遊びやすさが向上しています。

多少のネタバレはありますが核心部分には触れません

目次
タイトルゴースト トリック(GHOST TRICK: Phantom Detective)
ジャンル推理アドベンチャー / パズルADV
開発・発売CAPCOM(カプコン)
原作発売日2010年(ニンテンドーDS)
リマスター版発売日2023年6月30日
対応機種Nintendo Switch / PS4 / Xbox One / Steam / iOS / Android
プレイ人数1人
主人公シセル(記憶を失った“死者”)
メインシステムゴーストトリック(物体に取り憑いて操作)
HDリマスター要素高解像度化 / BGMアレンジ / アートギャラリー / アニメ演出向上
難易度★★〜★★★☆☆(謎解き中量級)
特徴・時間を巻き戻して“死”を回避する独創的パズル
・巧舟らしい叙述トリックと伏線構成
・ミサイルなど印象的なキャラが多い

死者の力で物体を操る“唯一無二のパズルシステム”

『ゴーストトリック』最大の魅力は、主人公シセルが持つ“死者の力”を使って物体を操る独創的なゲームシステムです。
プレイヤーは、赤い「コア」を伝って物体から物体へと乗り移り、回転させたり、開閉したり、作動させたりしながら、死ぬはずだったキャラクターを救います。

単なるパズルではなく、「どう動かすと死を回避できるのか?」という“目的のある操作”が魅力で、成功した瞬間の爽快感は格別。
物理ギミックと推理要素が見事に融合しており、一度ハマると抜け出せない唯一無二の体験を提供してくれます。

時間を巻き戻して“死をなかったことにする”緊張感のある構成

本作は「死亡した瞬間から4分前に戻る」という仕組みが全章で使われています。
プレイヤーは、犯行や事故が起こる直前の動作を観察し、「どこをどう変えれば死を避けられるのか」を考える必要があります。

普通の推理ゲームが
“なぜ死んだのか?” を追う
のと異なり、本作は
“どうすれば死なずに済むのか?” を作り出す
という逆転の発想が特徴。

失敗しても簡単にやり直せるため、
「試行錯誤しながら正解にたどり着く楽しさ」が際立っています。

巧舟らしい伏線回収と叙述トリックが光るストーリー

ディレクションを務めたのは、『逆転裁判』シリーズを生んだ巧舟。
そのため、本作でも緻密な伏線、巧妙な構成、意外性のある展開が際立っています。

序盤の何気ない出来事が後半で重要な意味を持つなど、“全てのシーンに意味がある” と感じられるほど構成が練られており、
終盤では伏線が一気に回収されていく爽快感を味わえます。

また、本作は“主人公の正体”という大きな謎を軸に進むため、物語のテンションが常に高く、プレイヤーを飽きさせません。
クリア後に最初の章を見返すと、物語の印象が変わる構造も巧舟作品らしい魅力です。

個性的で愛着の湧くキャラクターたち

『ゴーストトリック』には、ユーモアあふれる魅力的なキャラクターが多数登場します。
特に犬の“ミサイル”は高い人気を誇り、そのけなげな活躍に心を掴まれるプレイヤーも多いです。

また、ダンサーのように独特の動きをするキャラ、テンションが高い刑事、ドジだけど憎めない人物など、一度見たら忘れられない個性 を持つキャラクターが続々と登場します。

コミカルな会話やアニメーション的な演出が多く、シリアスなテーマでありながら「重くなりすぎない」絶妙なバランスが魅力です。

章ごとにテンポ良く進む構成で最後まで飽きない

各章は「誰を救うか」という目的が明確で、舞台も毎回変化します。
新しいパズルギミックが必ず登場するため、ゲームのテンポが非常に良く、中だるみがありません。

10〜16時間程度のクリア時間ながら、密度が濃く、短編と長編の良いところを併せ持つ」と評価される構成になっています。

HDリマスターによる快適なプレイ環境

2023年のHDリマスター版では、高解像度化やBGMアレンジの追加、ギャラリーモードなどが実装され、より遊びやすく進化しました。
初プレイでも原作経験者でも満足できる、丁寧なアップデートが嬉しいポイントです。

『ゴースト トリック』のクリア時間は、およそ10〜16時間 が目安です。
アドベンチャーゲームとしては中編クラスの長さですが、巧舟作品らしい緻密な伏線やテンポの良さで、最後まで飽きずに遊べます。

ここからは、プレイスタイル別の時間と、章ごとの進み具合や時間が伸びるポイントを詳しく解説していきます。

プレイスタイル別の目安時間

プレイタイプ目安時間特徴
ゆっくり読む13〜16時間テキスト・演出を丁寧に味わいたい方向け
普通10〜13時間一般的なプレイ速度
謎解き慣れ8〜10時間パズル経験者・試行回数が少ない人

章ごとのプレイ時間の目安

ゴーストトリックは章構成がとてもはっきりしており、“誰を救うか”が毎章の目的になっています。
そのため、序盤→中盤→終盤で難易度とボリュームが上がるのが特徴です。

序盤(1〜4章)|約2〜3時間

物語の導入で、操作に慣れるフェーズです。

  • 主人公シセルが自分の死を知る
  • ヒロイン・リンネの暗殺未遂
  • 工事現場や部屋など狭い舞台が中心

パズルもシンプルで“動かせる物体も少ない”ため、かなりサクサク進みます。

中盤(5〜11章)|約5〜8時間

ここから難易度が上がり、プレイ時間の大部分を占めます。

主な見どころ
  • 犬のミサイルが登場(名脇役)
  • 登場人物が一気に増える
  • 舞台が広がり、仕掛けが複雑に
  • 図書館・地下施設・公園など新エリアが多数

“死の4分前”の動きが複雑になり、1回の挑戦で正解が見えない場面も増えるため、何度もやり直しながら最適ルートを探す楽しさが増えます。

プレイ時間が伸びる最大のポイントがここ。

物語の核心に迫るフェーズで、謎が一気に収束していきます。

特徴的な要素
  • 登場人物の関係性が明らかに
  • 主人公の“正体”に迫る展開
  • 過去へ遡る特殊な操作
  • 長い演出とテキスト量が増加

終盤の演出は丁寧に描かれており、スキップを使わないと自然と時間が伸びます。
特にラス前の章は“なぜこの事件が起きたのか”がまとめて語られるため、テキスト量が一段と増えます。

また、最終章は“あるキャラの死を防ぐ複合パズル”があり、ゴーストトリックの集大成として操作量が多いのも特徴です。

ゴーストトリックで特に時間が伸びるのは次の3つのポイントです。

① 中盤の複雑パズル

ステージが広い+動かせる物体が多いため、正解ルートを見つけるのに時間がかかる。

② 終盤の長い演出

物語の核心に迫るため、会話・カットシーンが多く、自然と時間が延びる。

③ 試行錯誤の回数が増える

初見では“答えに気づかなかった仕掛け”が一定数あり、試行回数によって全体時間が結構変動する。

10〜16時間でクリアできる中編アドベンチャーですが、密度の高さは長編級。
一切の無駄がない構成で、物語・パズル・演出が綺麗にまとまっています。

“最後の真相”まで遊ぶと、最初の章の見え方が変わる仕掛けになっており、クリア後の満足感は非常に高い作品です。

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